先日気になる画像をTwitterで見かけました。 pic.twitter.com/WhKCG6tK0J — Bhagavad Gita (@GitaShlokas_) 2025年9月8日 こちらには、Son's duty is over. Now it's time for maa.(息子の義務は終わりました。今度は母の出番です。)と書かれています。シ…
私は下関と縁のある人間であり、明治維新の話を聞くことは他の地域の方に比べれば多かったかもしれません。江戸時代と明治時代は、近世と近代という歴史区分にあるように、社会の様相が異なります。その社会の変革の時期に起こったのが明治維新です。長州の…
"Clear Thinker" is a better complement than "Smart".(Clear thinkerはSmartよりもよい誉め言葉です。)World belongs to clear thinkers. Fuzzy thinkers provide drag.(世界はClear thinkerたちに属し、あいまいな思考者は足を引っ張る。) ここに取り…
本を読んでいて、フランスの最も美しい村協会というものを知りました。クオリティの高い遺産が多く残る、"フランスの田舎の小さな村"の歴史遺産の価値向上、歴史遺産の保護、そして観光に関連した経済活動の促進を目的として、1982年に発足したようです。(…
最近少し独我論について考えることがあり、その中で仏道についても新たな見解が得られました。日本独自の思想として独我論というものがあるのかどうかは知りませんが、西洋ではデカルトやヴィトゲンシュタイン、バークリーなどが有名だそうです。また日本仏…
私は結婚していませんので、これまで家族特に夫婦についてあまり考えることはありませんでした。しかしこの1年ばかりの間に少し思うことがあり、ツイッターにいくつか見解を書いたことがあります。今日はそれを取り上げて、さらに少しばかり思うところを書い…
先日お寺参りをしてきました。私はそれほど深くお寺に関係しているわけではなく、盆と親の命日にお寺さんに読経をお願いし、年に何度かご法話を聞きに行くくらいです。宗教は宗教ですが、ご法話を聞くのはある種の文化活動に参加しているようでもあり、説法…
今日は言葉遊びのようなところがあります。最も念頭にあるのは原理principleです。サンスクリット語ではtattvaという言葉に該当するのではないかと思います。書くことに責任をもつにはかなりの下調べをしなければなりませんが、言葉遊びと思って大目に見てい…
私はかつて古事記を一通り読んだことがあります。日本書紀は読んだことがありません。日本人ならば日本の神話について知っていてもいいと思ったからです。源氏物語と平家物語は日本人なら読んでいていいといった作家がいますが、日本の神話も読んでいていい…
最近SNSを見ていると、フロー(flow、流れ)という単語を時に目にします。今日はそれに関してさまざまに書いてみたいと思います。 きれいな川の水も淀(よど)むと時に腐ってしまいます。転がる石に苔がつくことはないという英語のことわざがあります。動き…
「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」というような言葉があったと思います。歴史は集団的行動、集団的知性に関係するもので、それに関する知見は1人の人間の知性を越えたところがありますので、歴史から学ぶことの利点が大きいのは確かなことです。経…
サティヤサイババがこの世に肉体をもって現れたのが1926年11月23日で、バーラタ(インド)の数え方では今年が100周年になります。数字が96であろうと98であろうと99であろうと100であろうと、ただ単に表記法の問題であって御降誕そのものが尊いことを考えれ…
SNS上で学習法について述べていた方がいましたので、私も自分の学習法について書いてみたくなりました。学習法の特殊分野になると思いますが、受験勉強の仕方を解説した本などはたくさんあります。私は受験の時も大学生の時もそれから40年近く経った今も、学…
今日はタイトルにある三つ組みの句(サイマントラ)について書いてみます。一応検索してみたのですが、これまで書いたことのないテーマです。私がこの三つ組みの句を知ったのはもう20年前後前だと思います。radio saiというサイトで何かの番組を聞いていたと…
つい1ヵ月半前に全託について書いたばかりです。それが事情により、また全託について書くことになりました。私の置かれている状況に変化が生じ、いろいろ考えることがあったからです。今回は1ヵ月半前に書いた中で特に「主人の意向を理解できるか」つまり神…
『プレーマダーラ 愛の流れ』(サティアサイババ)という本の32ページに次のような言葉があります。「真の自己とは、自らを忘れている自己です。なぜならそれは、どのようなわけか、他者の中に自らを見ることによってのみ、自己を思い出すものだからです。……
自分の肩書は自分でつけていいのです、という人がいます。名刺の多くは所属する会社の部署と名前が書いてあるでしょうが、自由業の人の中にはあまり見かけないような職名を名乗っている人がいるようです。とはいっても私にはこれといって特別な能力があるわ…
約2年ぶりに全託について書いてみます。前回は「全託7」という記事で、すでにできている流れに沿って生きるということを舟に掉さすことになぞらえて書きました。今回もそれに似ていますが、少しばかり新たな考え方が含まれていると思います。 今日は全託を…
新年明けましておめでとうございます。今年は2025年で21世紀の4分の1を記念する年になります。日々新たに、年々新たに生きたいものですが、今年も新鮮な気持ちをもって歩んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。 今年最初の記事になり…
最近はその量は減ってきたのですが、サイババの御講話を長年読んできました。心の琴線に触れるというか、その表現の妙にうたれ心で咀嚼した言葉は1000はあると思います。しかし一方で時間が経てばその内容を忘れてしまうのも事実です。心から流れ去ってしま…
今回も前回に引き続き、霊性という少し抽象的なことではなく、最近の私の日常生活を特徴づけることの一つを書きたいと思います。今日は園芸に関してです。 私は若いころは趣味という趣味はありませんでしたが、年を重ねて趣味らしきものができました。私はテ…
ここ数年の私の生活を特徴づけることの一つに、高校生の文化活動への関心があります。主に高校演劇、絵画などの美術、文芸作品、音楽、登山などです。私の甥が高校生の時に演劇部に入っていて、彼の演劇公演を見に行ったのが高校演劇へ関心をもつきっかけで…
約1年前に「ギータ(あるいはヴェーダ)」と題してヴェーダに関して当時思っていることを書きました。それから約1年たち、たまたま最近またヴェーダに関して書いてみようという気持ちになりましたので、今回分量としてはわずかですが書いてみました。ヴェー…
サイババはしばしば"Love is God, God is Love, Live in Love."(愛は神です。神は愛です。愛に生きなさい。)とおっしゃいます。このサイマントラを少しばかり長い期間憶念していて、今日書くようなことに思い至りました。神格deityと徳morarityに関してで…
バーラタ(インド)では人生は4つの時期に分かれるとされます。学生期、家長期、林住期、遊行期です。概ね25年ごとだと聞いたことがあります。私がこれまで生きてきて感じるのは、人生の転機に思春期と思秋期が重要そうだということです。思春期は子どもから…
前々回理智鞘について書き、それが私にとっての決定版だと述べました。井戸掘りに例えられる探求こそが理智鞘の開発であるとの見解はその通りですが、今日はそれを少しばかり補足しておきます。理智鞘に関する本筋ではないかもしれませんが、理智鞘を考える…
前回は理智鞘について書きました。多分そこに書いたものが私なりの理智鞘に関する決定版に近いものであろうと思います。バーラタ(インド)思想で鞘というとき、その原義は覆いという意味です。人間は衣服で自らの肉体を覆っていますが、そのようにアートマ…
久しぶりに理智鞘について書いてみます。理智鞘4について書いたのは5年近く前になりますが、この5年間で少しばかり成長があったのでしょう、理智鞘についてもう少し書けるような感じがしています。 大地を掘っていくとその内地下水に到達します。昔の人た…
前回に続き10年以上前を振り返ります。約12年前に「JOY(喜び)を得るには」という題で記事を書いたことがあります。 aitasaka.hatenablog.com 10年以上たっても思っていることは変わりません。この記事の中に「神を最初に、次に他の人を、最後に自分を」と…
もう10年以上前になりますが、グナについて書いたことがあります。 aitasaka.hatenablog.com この時に書いたままの状況だと思います。いいたいこともほぼこの通りですが、以前書いてから10年もたっていますし、このグナという概念について理解を深めることが…