2024-01-01から1年間の記事一覧
最近はその量は減ってきたのですが、サイババの御講話を長年読んできました。心の琴線に触れるというか、その表現の妙にうたれ心で咀嚼した言葉は1000はあると思います。しかし一方で時間が経てばその内容を忘れてしまうのも事実です。心から流れ去ってしま…
今回も前回に引き続き、霊性という少し抽象的なことではなく、最近の私の日常生活を特徴づけることの一つを書きたいと思います。今日は園芸に関してです。 私は若いころは趣味という趣味はありませんでしたが、年を重ねて趣味らしきものができました。私はテ…
ここ数年の私の生活を特徴づけることの一つに、高校生の文化活動への関心があります。主に高校演劇、絵画などの美術、文芸作品、音楽、登山などです。私の甥が高校生の時に演劇部に入っていて、彼の演劇公演を見に行ったのが高校演劇へ関心をもつきっかけで…
約1年前に「ギータ(あるいはヴェーダ)」と題してヴェーダに関して当時思っていることを書きました。それから約1年たち、たまたま最近またヴェーダに関して書いてみようという気持ちになりましたので、今回分量としてはわずかですが書いてみました。ヴェー…
サイババはしばしば"Love is God, God is Love, Live in Love."(愛は神です。神は愛です。愛に生きなさい。)とおっしゃいます。このサイマントラを少しばかり長い期間憶念していて、今日書くようなことに思い至りました。神格deityと徳morarityに関してで…
バーラタ(インド)では人生は4つの時期に分かれるとされます。学生期、家長期、林住期、遊行期です。概ね25年ごとだと聞いたことがあります。私がこれまで生きてきて感じるのは、人生の転機に思春期と思秋期が重要そうだということです。思春期は子どもから…
前々回理智鞘について書き、それが私にとっての決定版だと述べました。井戸掘りに例えられる探求こそが理智鞘の開発であるとの見解はその通りですが、今日はそれを少しばかり補足しておきます。理智鞘に関する本筋ではないかもしれませんが、理智鞘を考える…
前回は理智鞘について書きました。多分そこに書いたものが私なりの理智鞘に関する決定版に近いものであろうと思います。バーラタ(インド)思想で鞘というとき、その原義は覆いという意味です。人間は衣服で自らの肉体を覆っていますが、そのようにアートマ…
久しぶりに理智鞘について書いてみます。理智鞘4について書いたのは5年近く前になりますが、この5年間で少しばかり成長があったのでしょう、理智鞘についてもう少し書けるような感じがしています。 大地を掘っていくとその内地下水に到達します。昔の人た…
前回に続き10年以上前を振り返ります。約12年前に「JOY(喜び)を得るには」という題で記事を書いたことがあります。 aitasaka.hatenablog.com 10年以上たっても思っていることは変わりません。この記事の中に「神を最初に、次に他の人を、最後に自分を」と…
もう10年以上前になりますが、グナについて書いたことがあります。 aitasaka.hatenablog.com この時に書いたままの状況だと思います。いいたいこともほぼこの通りですが、以前書いてから10年もたっていますし、このグナという概念について理解を深めることが…
私がこのブログにおいて「結婚」を表題として記事を書くのは初めてのようです。結婚という文字を含む記事はありますが、結婚というものを中心テーマとして書くのは初めてだということです。多分私が結婚していないからこれまで書いてこなかったのだと思いま…
ウィキペディアによれば、世界の人口が80億人に達したのは2022年11月15日だそうです。それからすでに1年半以上が経っています。今は81億人を越えているようです。ちなみに私が生まれたころは35億人と少しだったようです。1年間に約1億人ずつ人口が増えている…
6月も終わりに近づき、今年も半年が終わろうとしています。この半年間私個人には大きな出来事はありませんでしたが、半年前を思い起こしてみるにずいぶん昔のような気がします。時間が過ぎるのはあっという間ではありますが、ほんの半年間の間でも私なりに…
今日は近代インドの聖者であるヴィヴェーカーナンダについて書いてみます。これまでこのブログで何回か彼に触れていますが、改めて彼について書いてみる気になりました。というのも、昨年の秋に私は小倉駅の古本市で彼に関する本を2冊手に入れ、そして少し…
このブログを公開する2024年5月23日はブッダプールニマです。お釈迦様が生まれた日として世界中で祝われているのがこの季節の満月の日です。プッダプールニマは陰暦(月の暦)で日にちが決まりますが、日本は太陽暦なので概ねプッダプールニマを祝う…
今日は歴史について思うことを書いてみます。読んでいただけるとわかると思いますが、私は比較的歴史を意識した人生を歩んできましたし、またそこから多くを学んできました。歴史は私の生活に非常になじみのあるものです。霊性を私の人生の表テーマといえば…
約1年ほど前に人生の意味について書きました。 aitasaka.hatenablog.com そちらに書いてある通りなのですが、少しばかり補足的なことを今日は書いておきます。 前回の記事の中に次のような引用があります。"Perfect freedom is not given to any men on ear…
もう過ぎてしまいましたが、4月8日は花祭りであり、お釈迦様について考える機会がありましたので、今日はその中心となる御教えの八正道について書いてみます。八正道についてはかつて書いたことがありますが、少し視点の異なるものです。 仏教では仏(ほと…
今日はマスタープランについて書いてみます。マスタープランは日本語では次のような意味があります。主に都市計画などで使われることが多いようですが、「基本となる計画、基本設計」を意味するようです。英語では次のような意味がありました。「an organize…
毎年この頃の新月前日はバーラタ(インド)においてマハーシヴァラートリーが行われます。マハーは「偉大なる」という意味で、シヴァはシヴァ神のことでラートリーは夜という意味です。簡単にいえばシヴァを思いながら夜を過ごす日のことです。シヴァラート…
前々回のブログの記事の中で「サイババのカーストに属する人はサイババの仕事をしていればいいわけで、その他のことはすべてサイババが面倒を見てくれます。サイババの人の扱い方は思いもよらないこともあり、何歳になってもなれない部分というのはあります…
今日は神道について書いてみます。私のブログを神道で検索すればいくつかの記事は出てきますが、まともに神道について触れたのは約11年前のアマテラスや二宮尊徳を取り上げた記事だけかもしれません。日本における主な宗教は仏教と神道で、多くの人はともに…
私はよく知りませんが、インドにはカーストというものがあります。それとは別にジャーティというものもあるようです。私が大雑把に知っているのは、カーストとは僧侶階級とか為政者階級とかそういうもので、ジャーティとは細かく分かれた職業集団のようなも…
ここ最近、少し思うことがありました。全託に関連してですが、そもそも親鸞聖人も親鸞聖人なりに全託について語っているとも受け取れますから、真宗にも関係してきます。真宗といえば最近は新しい領解文が話題です。しかし私は新しい領解文に関してはよく思…
新年明けましておめでとうございます。読んで下さる方々にとって今年1年がさまざまに実り多い年でありますように。健康と平安の1年でありますように。私は今年もこのブログを少しずつ(2週間に1度)書き続けていくつもりでいます。どうぞよろしくお願いいた…