2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
前回とのつながりで御名についてです。神を思うよすがが御名なのですが、インドではヴィシュヌ神やシヴァ神など主な神様には1000ほどの名前があって、それを見ると、インド人がどのように神様を思っているか興味深いと共に、その英知に驚かされます。 たとえ…
宗教に関わることの少ない日本人が神を思うにはなかなか難しい面はあります。神に対する概念が貧困だからです。しかし実際のところ、神を思うことは以外に簡単でもあります。どうすればいいかそれを知らないだけで、そのコツを少し学びさえすれば。今日は神…
インドの珠玉の聖典『バガヴァッド・ギータ』は全部で18章からなっています。そしてそれぞれの章は異なるヨーガの道を説いているとされ、個別に名前がついています。ヨーガは合一という意味のようで、神と一つになるための方法が18ほど説かれているのがギータ…
今週もインド(の原理原則)についてです。これも人から聞いたことです。 「インド人にとっての父はパラマートマであり、母はサナタナダルマです。」 インドにはパラマートマとアートマという似た言葉があり、それぞれが何を指し示すかによって同じものだと…
前回に続いてインドに関して聞いたこと(そしてそれについて思ったこと)を書いておきます。前回同様現在のインドの世相一般についてというよりは、むしろインド社会の底流を流れる原理原則のようなものについてです。 「もし世界を一つの体にたとえるとする…