明けましておめでとうございます2024

 

新年明けましておめでとうございます。読んで下さる方々にとって今年1年がさまざまに実り多い年でありますように。健康と平安の1年でありますように。私は今年もこのブログを少しずつ(2週間に1度)書き続けていくつもりでいます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

新年1番最初ですので、今年の目標を掲げたいと思います。が昨年やそれ以前から目標を掲げるのに1年は長すぎるような気がすることがあり、今年は半年毎に目標を考えてみたいと思います。今年前半の目標ですが、「マインドセットを定めるためにマントラの憶念を徹底する」にしました。今年前半と後半で憶念するマントラを変えるだけになるかもしれませんが、今日は今年前半に憶念するマントラについて書いてみます。

 

ところでマインドセットmindsetという言葉を私は数年前から目にしていました。インターネットを探せば複数のマインドセットの定義が出てきますが、例えば次のような定義があります。「ある人や集団の中で確立している思考様式,態度,価値観などのこと。」(Oxford languages)思考様式は人によってさまざまでしょうが、各人においては自分なりの思考のありようがほどほどにでも確かなものである方が好ましいはずです。いつも迷っている人、悩んでいる人というのはマインドセットが確かではない可能性があります。なぜならマインドセットが確かなら、ある事象や命題に対して肯定的か否定的かあるいはどちらともいえない微妙さがあるかはある程度短時間で判別できるだろうからです。さらに微妙なものとされるものも生活に支障をきたすほど多すぎないだろうからです。マインドの領域がある程度定型化されているということです。私はマインドセットが確かなものである方が好ましいと思います。それは私が最近関心をもっているエートスにも関係しますし、あるいは最近耳にしだしたライフスタンスという言葉にも関連がありそうだからです。肉体がある程度堅固であった方が好ましいように、マインドの型=マインドセットもほどほどにでも確かなものの方がよさそうです。

 

さてこのマインドセットですが、1度固まればもう変化しないかといえば、そういうこともないような気がしています。私には私のマインドセットがありますが、少しばかりそれに変化を加えてみたいという意味も今年の目標に含まれています。そのためにマントラの憶念に時間を注ぎます。マントラとは何かという問題はありますが、現時点で私にとって正統なマントラヴェーダマントラサイババの御言葉と定義しておきます。他にも定義は可能です。すべての言葉がマントラであると受け取ることもできます。それをマントラとして扱いさえすれば。マントラはマン=マナス=頭脳をトラ=保護するもののことです。もし自分にとってある言葉がそういうたぐいのものであるならば、それはその人にとってマントラなのかもしれません。特定の宗教の信者であるならば、その宗教の聖典の言葉もマントラになりうるでしょう。

 

さて、今年前半はどのようなマントラを憶念しようかと考えましたが、今年前半は次の3つを意識的に時間をかけて憶念しようと思います。
1.「働きなさい。なぜならあなたは働くことを愛しているからです。」
2.「time waste is life waste. energy waste is life waste.(時間を無駄にすることは人生を無駄にすることです。エネルギーを無駄にすることは人生を無駄にすることです。)」
3.「サーダナ(霊性修行)をしなさい。」
この3つです。1と3は厳密にサイババの言葉ですが、2は前半はサイババの言葉ですが、後半は定かではありません。ただ趣旨としてはサイババがいわれていることです。

 

私が選んだマントラはかなりシンプルですが、マントラはこういうものでいいと思うのです。このようにシンプルなものであっても、憶念していればいくつもの意味の流れがそこから湧き出てきます。だからこそマントラなのですが。私がほんの少しでも創造的であるとしたならば、こういうマントラを中途半端にでもこれまで唱えてきたからです。バーラタにはヴェーダに命を懸けている人がたくさんいます。ガヤトリーマントラのみを頼って生きている霊的な集団があると聞いたことがあります。マントラというのはとても奥深いものです。

 

私はこの記事を年が明けてから書いていますが、もうすでに少しばかりこれらのマントラを唱えることを始めています。できるだけ誠実に唱え続け、そして半年後にどのようなことを感じているか、機会があればこのブログで書きたいと思います。

 

どうぞ皆様も霊的な人生を成就に向かって歩まれますように。