これが今年最後のブログ記事になります。ですので、1年を振り返りたいと思います。ただその前にこれを公開する12月25日はクリスマスですので、それに関連したことを少し書いておきたいと思います。クリスマスはイエスが生まれた日です。イエスはユダヤ人だったようですが、生まれたのはパレスチナの地だったのでしょう。今現在紛争が起こっている地域です。イエスはユダヤ人ではありますが、ユダヤ人たちに殺されました。イスラエルはユダヤ人たちの国であり、そしてパレスチナ人たちはその発端が彼らの一部の人のテロであったのは確かであれ、少なくとも数においてはユダヤ人たちにより多く殺されています。そういう意味でどことなく今起こっている紛争はイエスを思い起こさせるのです。クリスマスには世界中の何十億人もの人たちがイエスの降誕をお祝いするでしょう。しかしもし真にお祝いするのであれば、イエスの愛や犠牲を思わなければなりません。日本人の多くはクリスチャンではないでしょう。なので宗教心を伴ってクリスマスを迎えてはいないのはそれでいいのですが、イエスはほんの一人の人間の命すら大切にされた方ですので、今の世界の現状はイエスの理想から遠く離れていることの自覚は必要です。本来はクリスチャンたちがこのことを深く理解しなければならないでしょうが、世界の一市民として、宗教から離れた立場ではありますが、日本人も遠い他国のこととしてでなく、同じ人間である虐げられた方々を思っていい日だと思います。遠い地から少しばかり祈ることしかできないのかもしれませんが。
さて、今年の振り返りです。今年の年頭に立てた目標は「恩寵を生きる」でした。2つの意味がありました。一つは今与えられている恩寵を大切にすること。もう一つは恩寵を祈り求めて人生を切り開いていくということでした。正直に書きますと、この1年この目標がいつも頭にあったわけではありませんが、振り返ってみますに、おおむね目標に沿った1年だったかなと思います。健康や富、食料、時間などをそれほどは無駄にすることなく、多少なりとも価値のある活動に携わることができたでしょうし、恩寵を無駄にしてしまったという後悔の念がわいてくることもありません。また人生を新たに切り開いていけるような恩寵を強く求めたかといえば、そうではなかったかもしれませんが、それでもこの1年を経たおかげで少なくとも今後5年くらいの見通しが得られてきましたので、今後も前進し続けることができそうだという感触はあります。これもひとえにご守護お導きを与えてくださっているお方のおかげです。感謝申し上げます。
今年も残りあと1週間ほどですが、最低限の掃除などをやってしまい、新たな年を迎えたいと思っております。このブログの一部でも読んで下さった方々にも感謝申し上げます。また皆様方が平穏な良い年末年始を迎えられますことを願っています。来年以降もブログは続けるつもりでおります。2週間に1度の更新で、今は月曜日に記事を公開しておりますが、来年は木曜日に公開しようかと思っております。次回は1月4日木曜日に公開の予定です。皆様が健康でお幸せでありますように。