今年前半の振り返りと後半の目標

 

6月も終わりに近づき、今年も半年が終わろうとしています。この半年間私個人には大きな出来事はありませんでしたが、半年前を思い起こしてみるにずいぶん昔のような気がします。時間が過ぎるのはあっという間ではありますが、ほんの半年間の間でも私なりに変化があり、その変化の度合いは思春期の頃に比べてそうは違わないくらいのものはあります。今年の年頭に目標を掲げました。今年は半年ごとに目標を設定するということでしたので、その目標について振り返り、また後半の目標を新たに掲げるつもりでいます。


今年前半の目標は「マインドセットを定めるためにマントラの憶念を徹底する」でした。そしてどのようなマントラを憶念するかに関しては以下の3つを目標にしました。
1.「働きなさい。なぜならあなたは働くことを愛しているからです。」
2.「time waste is life waste. energy waste is life waste.(時間を無駄にすることは人生を無駄にすることです。エネルギーを無駄にすることは人生を無駄にすることです。)」
3.「サーダナ(霊性修行)をしなさい。」
まずはこれについて振り返ってみます。

 

常時これらのマントラを唱えていたわけではありませんが、少なくとも必要な時にこれらのマントラを念頭に置いて唱えながら過ごすことができたと思います。1.「働きなさい。なぜならあなたは働くことを愛しているからです。」に関してですが、概ね身体はなすべきことを前にして動くのですが、時にストレスがかかるようなことや慣れないことに取り組む際に気持ちが億劫になることがあります。そういう時に気持ちを高めるためにこのマントラを唱えながら仕事をしていました。やらなければならないことをやり終えてしまえば満足はありますが、私は自分があらゆる仕事を愛しているかどうかはわからないにしても、少なくとも仕事を通じて前進することは愛しているという実感はあります。考えてばかりいてもこういう満足は得られません。行為こそが与えてくれる満足があり、今後もそれを大切にしていくつもりです。

 

次は2.「time waste is life waste. energy waste is life waste.(時間を無駄にすることは人生を無駄にすることです。エネルギーを無駄にすることは人生を無駄にすることです。)」に関してです。多分私が最も時間とエネルギーを無駄にしているのはスマホを見ているときです。その時間のすべてが無駄とはいえませんが、無駄が自覚できる程度に無駄です。主にSNSやゲームや関心の赴くままの検索です。必要性だけを考えれば、そこに費やす時間やエネルギーの何分の1かは減らしてもまったく問題はないでしょう。wasteというのは英語ではcareなしにとかpurposeなしにという意味のようで、つまりは注意して用いていない、目的なしに用いているということです。効率的な考え方や最適化というのとはあまり関係ありません。若い時分はやたらがむしゃらなところのあった私は、その点年をとって無駄が減った人生を歩んではいます。

 

最後に3.「サーダナ(霊性修行)をしなさい。」に関してです。時間のある時にサーダナをする習慣は身についていて、このマントラを唱えつつ、実際にサーダナに取り組むことはできました。これは問題ありませんでした。主に日々の瞑想やリキタジャパム(御名やマントラを繰り返し書くこと)、御名の憶念などです。

 

四六時中目標に掲げた3つのマントラを唱えてはいませんでしたが、これらのマントラを目標に掲げていたことによって、新たな気づきがあったり、生活のリズムがより良いものであったことは確かです。

 

さて次は今年後半の目標です。後半は次の2つを念頭に置いて過ごしたいです。
1.purity, patience, perseverance
2. 中道(The middle way)
です。1.はサイババの御言葉・御教えです。2.はお釈迦様の御教えです。サイババによれば、成功を勝ち得たり、若さを維持するのに必要なものは1.にあるこの3つのPだそうです。purityは純粋性です。Purity is enlightment.(純粋性が卓越・啓発です。)といわれます。このブログでもこの点に関しては何度か書いたことがあります。patienceは忍耐です。私は日本人にしては忍耐強いと思いますが、もう少しばかり忍耐を身につけたいと思うことがあり、しっかり意識して取り組むつもりでいます。あまりに俗事ではありますが、私は少しだけ株を買っていて、株というのはあまり売り買いするとほとんどもうからないものです。短期的な値動きに一喜一憂するのではなく長期的に保有してこそ資産形成ができるといわれています。一応自分なりに選んだ銘柄なので、それを少なくとも3年は動かさずに保有したいなと思っていて、そこで忍耐が必要なわけです。必ずしも富の拡大だけをもくろんでいるわけでなく、私がしたいと思っている奉仕活動に気持ちわずかばかり富を必要とするのでそちらに活用できたらなと思っています。資産形成ができなければ私の奉仕活動のアイデアの方を修正するつもりです。perseveranceは根気強さのような意味です。困難や課題が山のようにあっても最後まで粘り強くやり通す態度のことをいいます。何事も最後までやり通してこそ何らかの結果、果実が得られるものです。今取り組んでいることは満足が得られるまでやり通すつもりでいます。

 

中道とは何かといえば、「快楽主義でもなく、苦行主義でもなく」ということです。これはお釈迦様の成道までの半生を見てみればわかるでしょう。健康管理と人生の確かな前進のためにこの御教えを念頭に置くつもりです。

 

purity, patience, perseveranceはマントラのように繰り返し唱えるつもりでいます。中道はマントラでもありお釈迦様の一生を憶念することでもあるでしょう。この2つの課題を胸に今年後半も頑張っていきたいと思います。