今日はガヤトリーマントラについて触れたいと思います。かつてガヤトリーマントラについて書いたことがあるのですが、このマントラは普遍的でどの人が唱えても問題のないマントラです。宗教や人種、国籍に関わらず誰が唱えてもいいですし、誰が唱えても効力が期待されるものです。
マントラにはガヤトリーという韻律のものがたくさんあって、祈りを向けられる神格によって、さまざまです。しかし、ここで述べるのはガヤトリー女神に捧げられるものです。
オーム
ブール ブヴァ スヴァハ
タット サヴィトゥル ヴァレーンヤム
バルゴー デヴァスヤ ディーマヒー
ディヨーヨーナ プラチョダヤート
このように、このマントラは五つの詩節からなります。この宇宙と5という数字は関係の深いものです。空・風・火・水・地の五大元素、五感と五つの行動器官(言葉、操作=手、移動=足、排泄、生殖)、五つのプラーナ(インドの概念です)、五つの鞘(人間を構成する要素)などがあります。このマントラは宇宙を意味しています。
そしてこのマントラを唱えるものは、感覚と生気(プラーナ、呼吸)と言葉を保護されます。自然と悪いものを見たり聞いたりしなくなり、呼吸が安定してきて健康が促進され、言葉を正しく扱うことができるようになります。
他にもこのマントラにはさまざまな意味があるのですが、私がこのマントラをことさら唱えるのは、私の家の宗教が阿弥陀仏への全託を勧めるからです。ガヤトリーマントラを唱えると、全託の姿勢が育まれるといいます。全託はとても難しいことなのですが、それを達成するためのよすがとしてこのマントラを大切に扱っています。
この一年の終わりの記事はガヤトリーマントラになりました。言葉に何の力があるのかという方も現代にはいますが、私は言葉特にマントラの力を信じています。このマントラの最後の一節は、「ディヨーヨーナ プラチョーダヤート」です。この意味は「私たちの知性をガヤトリー女神が啓発してくださいますように。」というものです。ここまで読んでくださった方々皆様の知性が啓発され、これからの人生がより良いものであることを祈って、感謝としたいと思います。
皆様、この一年ありがとうございました。そして良い年をお迎えくださいませ。