2023-01-01から1年間の記事一覧

人生の意味

今日は人生の意味について書いてみます。人生の意味について私は若い頃を含めあまり考えてきませんでした。目の前の課題に取り組み、乗り越えることに一生懸命でした。もしかしたらですが、人生の意味について考える人は裕福で余裕のある生活をしているケー…

色メガネを外す方法

先週「この心によって形成された世界は色メガネを通してみたブラフマンの姿ともいえるでしょう。さて私の知っている人はこの色メガネがどうしてもはずれないと困惑していました。目に生じた白内障を改善するには手術によって濁りを取り除かなければならない…

正見2

前年度上皇陛下のお誕生日の際に宮内庁のサイトを見てみると、上皇陛下と上皇后陛下が毎朝音読をするのを習慣にされているとありました。次のようにあります。「東宮時代からこれまでにモンテーニュの「随想録」、パスカルの「パンセ」、堀辰雄の「大和路・…

語れるものと語り得ないもの

今日は語れるものと語り得ないものについて思うことを書いてみます。語り得ないものというと、有名なのはヴィトゲンシュタインの「語りえぬものについては、沈黙せねばならない。」という言葉です。これは彼の『論理哲学論考』の最後の言葉のようです。この…

リアルなものとしての神

インドにはリアリティ(現実、リアルなもの)をブラフマンと受け取る人がいるようです。私はこの受け取り方に基本的に賛成です。私は幼い頃から汎神論的でして、神は遍在で、すべては神であると受け取るのに抵抗はありませんでした。これまでの人生でリアル…

超越者(神)は人間の思いに対応する

先週の記事の中で、「親=神はえこひいきをするのかといわれそうですが、あくまでも私の数十年間にわたる実感ですが、神には自分が神が求める通りに振る舞ってくださる傾向があるのではないかとそう思うわけです。当然それに応じたある種の振る舞いが普段か…

今年の目標2023

明けましておめでとうございます。私のブログを読んでくださる方々に感謝申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いします。できるだけ私なりにある程度質を伴ったものを書いていければいいなと思っているところです。私の理解が浅かったり、わかりにくい文…