愛に生きる

日常生活から少し離れて内省の時間にふと浮かんだ思いを記します。

一日一日

 今日で1月が終わりです。1ヶ月がさっと過ぎ去っていきます。後半は寒い日が多く、また風邪をひいたので大変でした。

 今月大相撲の初場所稀勢の里が優勝しました。彼はもしかしたらずっと優勝することはないのかもしれないと思っていただけに、優勝が決まった瞬間はエッという感じでした。
 彼が言っていましたし、多くの力士が口にする言葉に「一番一番」があります。相撲は一場所15日間ですが、それまでの成績や先のこと(優勝や勝ち越し)について頭にいれず、目の前の取り組みに集中することが大切だとの意味です。相撲は勝負事ですから、力に差のないもの同士ですと、集中力のあるほうが勝ちます。また変な欲などが頭の中にあると、勝負が気の抜けたものになり負けが込むようです。
 実際に一番一番に集中できるものが強くなります。過去でも未来でもなく現在に集中できたときです。

 私は相撲をとりませんが、一番一番ではなく、一日一日に集中するようにしています。過去の成り行きや未来への希望も心にあるのですが、最も時間を無駄にせずに過ごせるのは、現在目の前にあることに携わることですから。朝目が覚めてから、一日を新たな気持ちで一から組み立てます。その朝の集中度で眠る直前まで過ごせたらいいのですが、体力の関係で夕方まででも集中できれば満足するようにしています。夜はやるべきことをしつつ、一日を振り返ったり、今後のことに思いを寄せています。

 若い人は特にそうだと思いますが、未来や希望のある人たちなので、足元を見ることが時におろそかになりがちだと思います。しかし、相撲と同じで、人生は一日一日の積み重ねに過ぎないので、甥には、一日一日頭を切り替えて目の前のことに集中して生きていたら、進歩があまりないような気がしても、先々立派になる可能性が高いよといっています。相撲好きな甥に合わせてそう教えました。

 現在(present)は遍在(omnipresent)だといいます。現在に過去も未来もそして世界のすべてもあります。言うは簡単でも実行は難しくありますが、これからも一日一日歩むつもりです。