愛に生きる

日常生活から少し離れて内省の時間にふと浮かんだ思いを記します。

食事の重要性

人間にとって食事は不可欠です。人間の身体は食物によってできています。食事の重要性は強調しても強調しすぎることはありません。しかし、多くの人は何を食べたらいいのかあまり考えていないかもしれません。食物は血と肉を作りますが、心にも影響を与えます。

 私はこの10年近く菜食を続けています。菜食の場合タンパク質はどうするのかという思いもありましたから、菜食に踏み切るときには少し覚悟が要りました。しかし大豆製品を意識的に多めに取るようにすれば、問題ないことに気づいてきました。また、菜食の場合味が淡白であまりおいしくないかもしれないという思いもありましたが、調味料で自分好みに味付けすれば、全く問題ありませんでした。

 菜食の利点はいろいろあります。まず健康です。日本の食事が西洋化するに従って生活習慣病が増えてきていることはほぼ間違いないと思うのですが、菜食にすることで、これらが大幅に防げると思います。菜食にしなくても、和食中心にするだけで健康はずいぶん改善すると思います。次にお金です。菜食は安く済みます。私はあまり食材にこだわってなく、近所のスーパーにある野菜を食べていますが、お腹いっぱい食べて、1食の費用は平均して150円くらいです。特に節約しているわけではありません。そして菜食は環境にもいいはずです。食肉用の動物を育てるのに、大量の水や穀物が使われています。これらが不要になれば、世界の環境問題、食糧問題はかなり改善すると思います。日本の食料自給率も上がるでしょう。動物を殺す必要もなくなります。

 最初に食物は心に影響を与えると書きました。科学的に証明することができるかどうかわかりませんが、菜食を続けると、気持ちがより穏やかになることは間違いないと思います。テレビを見たり、音楽を聞けば、その内容に気持ちが大きく影響されるように、食事は感情に影響を与えると体験的に言えます。心が穏やかになれば、知性も本来の力を発揮してきます。不必要なことに煩わされることも減り、生活が効率的になります。

 私は日本人の多くが食事を見直し、改善するだけで社会が大きく変わると思っています。食事にはそれくらいの可能性があります。私は菜食がいいと信じていますし、実際それで問題がないので、このまま続けるつもりでいます。多くの人の現在の食習慣は、文字通り習慣として食べているだけだと思います。ちょっと食事を変えるだけで、人生に変化をもたらすことができます。効果を実感するのに、数年かかるかもしれませんが、気長に、そして気楽に食事を改善してほしいと思います。