愛に生きる

日常生活から少し離れて内省の時間にふと浮かんだ思いを記します。

高校時代

 家に10代の子がいるので、教育のことを真剣に考える機会が以前より多々増えました。家の子が中学を卒業して高校に入るにあたり、高校生とどう接すればいいのかなどつい考えてしまいます。幸い素直な子ですが、幸か不幸か親子でないため距離感が微妙です。今後どのような関係を結んでいくのか楽しみでもあり、また少し真剣にならなくてはならないような気もします。

 小中学生の9年間は、人間としての基礎の時代だと思います。土台作りに力を注ぐことが大切で、学校の勉強も大切ではありますが、人間として真っ直ぐに成長し、自信を培い、道徳や霊性についても、難しいことは抜きにして、基本的なことを育む時代だと思っています。

 高校時代は、中学生の時と、似ていもしますが、やはり少し違った時期ではないかと思います。小中学生の時に培った基礎の上に、柱や壁を建てる時期と私は考えているのですが、自分の長所をどんどん伸ばしていくように家の子を励ましていくつもりでいます。

 勉学の面では、何もかもいい点を目指さなくてもいいように思います。もちろん能力があれば目指してもいいのですが、そういう記憶や思考に秀でた人は「良い」学校への進学を目指せます。スポーツに特別に秀でた人がいるように、知能の働きに秀でた人もなかにはいます。

 家の子には、自分が興味があることに今までより力を注ぎ、長所を伸ばして欲しいです。勉強もそうですが、クラブ活動や、さまざまに関心のあることに取り組んで欲しいです。高校時代は、本人の満足が第一ではないでしょうか。

 大学あるいは専門学校に進めば、世の中の役に立つような方向でいろいろ学んで欲しいと願っています。

 小中学生の時期は自信を育む時期(土台)、高校時代は満足を育む時期(壁や柱)、それより上の高等教育・専門教育は犠牲(人のために働く準備をする)を育む時期(屋根)です。それによって家=人格がある程度完成します。

 日本人は他国に比べて自己満足度が低いという調査結果があるようです。詰め込みの勉強だけではない高校生活を送ってもらって自己肯定感、自己満足度を高めることが高校時代に必要ではないでしょうか。