愛に生きる

日常生活から少し離れて内省の時間にふと浮かんだ思いを記します。

ハートと頭(マインド)

 日本語の心はいろいろな意味をもっています。英語のマインドとハートは日本語でともに心と表されますが、この二つはかなり異なります。しかし、とても大切で二つが補い合って機能するとき、人間はバランスのとれた状態を維持できます。

 血液を体中に送る心臓は左側にありますが、霊的なハートは人間の胸の右側にあるそうです。私はかつて頭でっかち人間だったので、ハートといってもよくわからなかったのですが、最近は心(ハート)が開花するということがどういうことかわかるようになりました。マインドは脳によって支えられている機能です。思考や分析等を行っています。

 最近ある文章を読んでいて、ハートには磁場が生じ、そこから思考という電流が生じるという記載に出会いました。この説明に私は今まで疑問だったことが理解できるようになりました。人間は思考に悩まされ、できるならそれをコントロールするのが好ましいのですが、どうすれば容易に思考をコントロールできるかわかりにくいからです。

 中学で電磁誘導について学びます。磁界の変化が電流を生じさせるというものです。ハートは生命の源のような場所ですが、瞑想をすると、自分の胸から目に見えない力のようなものが流れてくるのを感じます。それを磁界にたとえれば、その変化が意識に作用して思考が生まれてくるのだということに気づいたのです。

 また右手親指の法則というものはコイルに電流を流したときに生じる磁界に関する法則です。電流が密に流れているところ、すなわち人の思考が密に絡み合っているところでは磁界が生じます。インターネットなどはそういう場ですが、そういう場に触れると他人の思考(とそれによって生じた磁界)によって自分の思考がかきたてられます。

 人間の内には、この世にあるすべての力、すべてのエネルギー、すべての現象があるとかねてから聞いていたのですが、磁界と電流はハートとマインドという形で人間に内在しているのでしょう。

 猿の心のようなマインドを落ち着かせたいならば、磁界の乱れたところに近づかないのがいいのでしょう。ハートを清めハートが安定すれば、それに伴って思考も減ります。インターネットを見なければ、余分な事を考えることも減ります。多くの人とあっておしゃべりを繰り返さなければ、やはり思考は減ります。

 チャンドラマー ヴァー アパーム プシパーン プシパヴァーン プラジャーヴァーン パシュマーン バヴァティ(月と水と花との間にある神聖で神秘的な関係を知るとき、ハートは花開き、子孫と家畜に恵まれる。)

 これはヴェーダの一節ですが、月はマインドを意味し、花はハートを表し、水は愛を表すと言われます。これから関係を理解することで人間性は開花し、繁栄がもたらされるといいます。